レース展望・予想

アルドラゴンの連覇に期待「園田フレンドリーC」(園田)

2010/06/30

7月1日(木)のメイン第11レースに、重賞「第8回園田フレンドリーカップ」(定量・1230メートル、北陸・東海・近畿・中国地区交流)が行われます。

昨年の優勝馬アルドラゴン(牡9、田中範雄厩舎)が重賞9勝目と連覇を狙っています。1870メートルで争われた5月の兵庫大賞典では、好位を進んで直線キヨミラクルを楽に交わし、同厩舎バンバンバンクの追い上げを1馬身半しりぞけて8つ目のタイトルを獲得しました。そして、前走の姫路オープン1400メートルは、2番手追走から、逃げるソウルスクリームを3コーナーで交わし、馬なりで5馬身差をつける貫録勝ちでした。この1230メートルは上がりが速くなるので苦しいですが、昨年のこのレースではクビ差ですが、逃げたリヴァーフィールドを捕まえています。前走のレース内容から、まだまだ年齢的な大きな衰えは見えません。手綱は重賞男の下原理騎手が初めて取りますが、力の違いを見せると思います。

相手筆頭は5カ月ぶりの前走でクビ差ながらサワノファイン(牡5、上田二郎厩舎)に競り勝ったコスモトノ(セン6、吉行龍穂厩舎)です。兵庫に転じ5連勝後に挑んだ重賞・姫山菊花賞は、笠松マルヨフェニックスに5馬身差の完敗も地元馬では2着と最先着でした。続くJRA500万円以下クラスとの交流戦・武庫川特別2着、園田金盃6着、今年初戦で7着に敗れ休養後の初戦が前述のレースです。勝って上積み必至、この距離ならアルドラゴンも油断はできません。

距離と言えばピースプロテクター(セン7、平松徳彦厩舎)に実績があります。過去、1230メートルは14戦5勝、2着2回、3着1回です。ハナを切ればベストですが、この距離なら好位で折り合いがつきます。手綱を取る平岩潤一騎手にとって初タイトルも夢ではありません。

遠征勢3頭では、昨年11月に兵庫クイーンカップを制した名古屋のダイナマイトボディ(牝4、角田輝也厩舎)が筆頭です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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