レース展望・予想

相手に恵まれた元A級馬ハルサンヒコ（水沢）

2010/06/11

今週から舞台は水沢へ替わり、この季節のテーマは「MSS（みちのくサマーサミット）」。次週には古馬伝統のみちのく大賞典、その2週間後にはクラスターカップJpnIIIへの道・岩鷲賞も控え、今後に向けても見逃せないシリーズとなりそうです。

12日（土）メイン第10レースは「鉄の古里釜石橋野高炉跡レース」（B1級、1600メートル）。

人気はハルサンヒコ（牡6、鈴木七郎厩舎）が集めそうです。昨シーズンまでA級に在籍し、白星こそ挙げることができませんでしたが、何度か連対。その実績はダテではなく、B2降格の今シーズンはいきなり3連勝をマーク。B1昇級戦の前走は2着に敗れましたが、連対を死守したことを評価すべきでしょう。決して万全とは言い難い印象もありますが、相手に恵まれてキッチリ勝利をモノにしたいところでしょう。

逆の見方をすれば他のメンバーにもつけ入る余地は十分。前走3着で決め手が復活の兆しスウィープザボード（牡9、小西重征厩舎）、相手なりに駆ける堅実さが身上バクシンタッチ（セン5、村上実厩舎）、近2走の芝1、2着で弾みがついたドーリーゴンザレス（牡8、畠山信一厩舎）、水沢で本領発揮ブライティアメッセ（牝7、熊谷昇厩舎）が虎視眈々と首位を狙っています。

（文／松尾康司）


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑