レース展望・予想

スクリームイーグル2連勝濃厚「田瀬湖湖水まつりレース」（水沢）

2010/06/25

26日（土）メイン第10レースは「田瀬湖湖水まつりレース」（B1級三組、1600メートル）。

人気の中心はスクリームイーグル（牡5、佐藤祐司厩舎）。大種牡馬Sadler's　Wellsの直仔で、JRAデビュー2戦目の福島3歳未勝利戦（ダート1700メートル）を快勝。その後はスピード不足がたたって500万円以下クラスで頭打ち。それで岩手で心機一転をはかったのが奏功。初戦をマイペースの逃げから2着に6馬身差をつけて圧勝し、これ以上ない再スタートを切りました。今回はB2からB1へ昇級ですが、前走57キロから55キロへハンデ軽減。決して逃げにこだわるタイプでもありませんから、2連勝は疑いようがないところでしょう。

次位候補はスウィープザボード（牡9、小西重征厩舎）、サクラシンフォニー（牝5、村上昌幸厩舎）が有力です。

スウィープザボードは元A1級馬ですが、9歳の高齢。さすがに往時のシャープさは影を潜めてしまいましたが、前走はタイム差なし3着。これで今後へのメドが立ちました。

サクラシンフォニーはJRA未勝利、3着1回（ほかに園田で2着1回）から兵庫へ移籍後、アッサリ2連勝をマークし、再びJRA入りしましたが、5着が最高で6月に岩手転入。初戦は能力の高さを買われて2番人気に支持されましたが、約7カ月ぶりの実戦がこたえて7着。しかし、叩かれて気配一変の今回こそエンジン全開といきたいところでしょう。

以上3頭の争いが濃厚ですが、絶好の1番枠を引き当てたウメノレイメイ（牡8、千田知幸厩舎）、巻き返しに意欲満々のドーリーゴンザレス（牡8、畠山信一厩舎）、水沢が主戦場のブライティアメッセ（牝7、熊谷昇厩舎）も押さえが必要です。

（文／松尾康司）


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