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レース展望・予想
2歳時からのライバル対決が再び実現「フロイラインC」(門別)
2010/06/23
24日(木)のメイン第11レースは、3歳牝馬重賞「第9回フロイラインカップ(ステイゴールド賞)」(1200メートル・20時30分発走予定)。
6月1日の北海優駿(ダービー)で、母クラシャトル(1994年優勝)&父クラキングオー(2000年優勝)に続く、父・母・娘による同一ダービー制覇の偉業を成し遂げたクラキンコ(堂山芳則厩舎)の出走で、大いに注目を集める一戦となりました。同馬は4月29日に行われた3歳一冠目・北斗盃(門別1200メートル)も優勝し、1977年のサンオーオク以来、実に33年ぶりに、牝馬による北斗盃&北海優駿の二冠制覇を達成。8月19日の王冠賞(門別2600メートル)で道営史上4頭目、牝馬としては史上初の三冠馬を目指すわけですが、その大一番までまだ2カ月近くあるということで同世代の牝馬同士の重賞にエントリーしてきました。
さらに興味を倍増させるのが、昨シーズン終了後に南関東に移籍し、暮れの2歳牝馬チャンピオン決定戦・東京2歳優駿牝馬を圧勝したプリマビスティー(船橋・岡林光浩厩舎)の参戦。昨秋、JRA武豊騎手を背にオノユウが快勝したエーデルワイス賞JpnIIIでも3着した実力馬。その時2着に先着されたクラキンコに雪辱を果たせるのか非常に注目されます。
2歳時、そして今年と、北海道そして南関東で牝馬戦線をリードしてきた両馬の、エーデルワイス賞以来となる直接対決。コースも当時と同じ門別1200メートルということで、能力全開の激しい一騎打ちになる可能性も十分ありそう。ですが、今回のプリマビスティーは長距離輸送を経ての遠征競馬になるだけに、地元の利あるクラキンコが優位とみるのが妥当なところでしょう。
もし二強のラインが崩れた場合には、北斗盃でクラキンコから1馬身半差の2着と健闘したパシコジュリエ(廣森久雄厩舎)が台頭してきそうです。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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