レース展望・予想

ダービーウイーク開幕戦は上位混戦模様「栄城賞」(佐賀)

2010/05/29

30日(日)メイン第10レースは重賞「第52回九州ダービー栄城賞」(3歳、2000メートル、四国・九州地区交流)。今年もダービーウイークの第1弾として行われます。

ゴールドセント(牝、佐賀・土井道隆厩舎)は、2月の飛燕賞で牡馬を相手に重賞初制覇。今年から地方全国交流化されたル・プランタン賞(4月25日、1800メートル)では笠松のエレーヌに2秒3差の4着と完敗しましたが、九州勢最先着を確保しています。古馬相手にはB2級で2、3着と勝ち星を挙げていませんが、今年の佐賀所属3歳馬はC1級以上の古馬格付戦では、ケイエムサンクス(牡、佐賀・三小田幸人厩舎)が先週5月22日のC1級2組で挙げた1勝のみと苦戦しているだけに、B2級での連対実績は出走馬中でも上位といえるでしょう。

メイオウセイ(牡、佐賀・三小田幸人厩舎)は、飛燕賞ではゴールドセントから1秒2差の5着に敗れましたが、その後は3歳特別、九州3歳三冠の一冠目・荒尾ダービー(5月2日、荒尾2000メートル)を連勝しています。1750メートル以上ではすでに3勝を挙げており、距離実績を活かしての二冠目への挑戦です。

栄城賞ステップ競走の鯱の門特別(5月16日、1750メートル)は、セブンワンダー(牡、佐賀・山田勇厩舎)が、2着に4馬身(コンマ8秒)の差をつけ快勝。佐賀での通算成績を4戦3勝としました。今年の出走馬に傑出馬はいないだけに、この馬の台頭にも十分な警戒が必要でしょう。

昨年の九州ジュニアグランプリ(荒尾)を勝利した後、大井へ転出していたフレーザーハクユウ(牝、佐賀・東眞市厩舎)が4月に佐賀復帰。復帰初戦は大敗しており、2戦目の今回、どこまで復調しているかが注目されます。

(文/上妻輝行)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑