レース展望・予想

スピード能力断然ウォーターオーレ「ひばり特別」(福山)

2010/05/28

5月29日(土)のメイン第10レースは、JNB協賛シリーズ「ひばり特別」(A1、1250メートル)です。数少ないオープン級のスプリント戦、現在の調子に加えて距離への適応力がポイントとなりそうです。

JRA所属時に短距離を中心に使われ、オープンまで上ったウォーターオーレ(牡8、黒川幹生厩舎)にとって、今回の条件は願ってもない舞台。JRAから福山に転入後2連勝中と目下の勢いも申し分ありません。その2連勝の内容も、スタートから楽に先手を取ってそのまま後続を封じ込める完璧なものでした。先行有利の馬場を考えれば、スピード能力から死角はほとんど見当たりません。

アドミラルサンダー(牡8、江口秀博厩舎)は、道営所属時に短距離路線で大活躍。地元重賞勝ちのほか、07年の北海道スプリントカップJpnIIIでは、勝ったアグネスジェダイから3馬身差4着の実績もあります。この馬にとっても、この条件は大歓迎と言えるでしょう。

ビービーバイラ(牝5、檜山博史厩舎)とクラマテング(牡5、江口秀博厩舎)は、下級条件でですが、福山のこの距離では安定した成績を残しています。この春に重賞を勝って以降がともにふるいませんが、この距離短縮がいい刺激となるかもしれません。

前走オープン勝ちのフジノアリオン(牡5、江口秀博厩舎)は、JRA時代も含めて長めの距離に実績。調子の良さでどこまで対応できるかがカギでしょう。

コロネット(牡5、小嶺英喜厩舎)の短距離実績はJRA所属時の未勝利戦入着。これまでの戦績から距離短縮はこなせそうで、あとは同型との兼ね合いになりそうです。

(文/土屋真光)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑