レース展望・予想

激戦必至も、伸び行く素質で抜け出すかパシコジュリエ(門別)

2010/05/26

27日(木)のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「メイショウボーラー賞」(3歳オープン、1200メートル・20時30分発走予定)。

南関東から古巣に戻ってきた4勝馬ミッドナイトボーイ(牡、角川秀樹厩舎)、JRAから帰ってきた栄冠賞6着シシノテイオー(牡、原孝明厩舎)らの参戦で激戦必至となりそうですが、このメンバーでも中心になりそうなのがパシコジュリエ(牝、廣森久雄厩舎)。3歳クラシック一冠目の北斗盃(4月29日、門別1200メートル)で優勝したクラキンコから1馬身半差の2着、ここにも出走する同3着メジャーテースト(牡、松本隆宏厩舎)には5馬身もの差をつけて潜在能力の高さを見せつけました。

まだ4戦のキャリアですが、新馬勝ちにオープン・スズカマンボ賞優勝、そして北斗盃2着と、今季ホッカイドウ競馬に残った3歳馬の中では明らかにトップ級のスピード能力があります。昨秋、2戦目で挑んだオープン特別(3着)で先着されたミッドナイトボーイには続くスズカマンボ賞ですぐさま雪辱、鮮やかに差し切りました。そのミッドナイトボーイも冬場の南関東遠征で強敵に揉まれ、地力をアップしていることでしょうが、過去の対戦成績からは“素質の高さ”で一枚上と判断できるパシコジュリエ。今回は4戦のうち3戦の手綱を任されてきた主戦・五十嵐冬樹騎手が鞍上。高い確率で上位争いに加わってきてくれるはずです。ご注目ください!

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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