レース展望・予想

地元自己条件でスパインが巻き返す「あやめ特別」(福山)

2010/05/22

5月23日(日)のメイン第10レースは「あやめ特別」(A3、1600メートル)です。

このところ果敢に名古屋遠征を続けたスパイン(牡8、那俄性哲也厩舎)が2カ月ぶりに地元福山に出走。名古屋での2走はさすがに相手も強力で、思うような結果は得られませんでしたが、元来JRAのオープン馬ということを考えれば、地元の自己条件に戻れば巻き返しは必至。遠征前の2走の内容、相手関係からも、ここは勝ち負けよりも、勝ち方そのものを問われる一戦となりそうです。

降級してメンバーが大幅に楽になったディレットーレ(牡7、胡本友晴厩舎)がこれに続きます。この3走はやや相手も強かった感がありますが、フロントダッシュ(牡6、檜山龍二郎厩舎)以下を下した4走前のヒヤシンス特別(A3)の内容からも、今回は上位が望めそうです。

タイガーコール(牡6、黒川幹生厩舎)は、前走の楽天競馬杯(A3)で2番人気に推されましたが、ハイペースで逃げる勝ち馬を追いかけて終いは失速。今回はスパインの出方次第ですが、ペースが速くならないようなら、2番手からの流れ込みが期待できます。

キクノインプルーブ(セン6、徳本慶一厩舎)とバッケンレコード(牡6、江口秀博厩舎)は、前走でタイガーコールに先着しましたが、この3頭の実力は拮抗。流れひとつで毎回着順が変わっているように、当日の馬場状態や傾向を確かめる必要があるでしょう。

(文/土屋真光)


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