レース展望・予想

距離延長でビービーダークライ逆転なるか「錦江湾特別」(佐賀)

2010/05/21

22日(土)メイン第10レースは「錦江湾特別」(A1A2A3級、2000メートル)。

前開催の周防灘特別(5月4日、1750メートル)を勝利したのがカミノチカラ(牡7、吉田昭厩舎)。中団の位置取りから徐々に進出し、直線では内を突いて抜け出して、アクトオンザターフの追撃を半馬身差振り切って、準オープン特別4勝目を挙げました。今回は距離が2000メートルになりますが、この距離では勝利実績がなく、08年終盤の2、3着以降は掲示板外に敗れています。距離延長で他馬につけ入る隙が生まれるかもしれません。

ビービーダークライ(セン5、手島勝利厩舎)は、周防灘特別では今回同様に見習い騎手3キロ減の石川慎将騎手を起用。52キロの負担重量を活かして、カミノチカラからコンマ3秒差の3着と、1月の佐賀転入以降では勝ち馬とのタイム差がもっとも少ないレースとなりました。前所属地の道営では、2000メートル以上のレースを5戦して、勝利こそありませんが、ステイヤーズカップ(門別2600メートル)2着など4戦で掲示板内を確保。距離延長で逆転へ期待が持てそうです。

マイネルミステリオ(牡6、山田義人厩舎)は、ここ5戦すべてで3着以内を確保するなど、堅実に上位着順を積み重ね、昨年5月以降19戦連続で掲示板内を確保しています。ここ3走はカミノチカラと同じレースを走り、2度先着。今回も相手関係はそれほど変わっていないだけに、上位進出の可能性は高そうです。

トモトモトカチ(牡6、山田勇厩舎)は、六角川特別(4月17日、1800メートル)では後方のままの7着でしたが、マイネルミステリオらとは互角の戦歴を持っているだけに、休養明け2戦目の今回は警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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