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レース展望・予想
年度代表馬ラブミーチャン復帰戦「エトワール賞」(門別)
2010/05/19
20日(木)のメイン第11レースは、NARグランプリ2009年度代表馬ラブミーチャンが出走する重賞「第10回エトワール賞(サクラバクシンオー賞)」(H3、1200メートル、地方全国交流・20時30分発走予定)。
注目はなんと言っても笠松から参戦のラブミーチャン(牝3、柳江仁厩舎)。JRA桜花賞GIの出走権がかかった3月阪神のフィリーズレビューGII(12着)以来となる復帰初戦にこのエトワール賞を選択。春シーズン最大の目標に定めた6月17日の北海道スプリントカップへJpnIIIの出走権確保がかかる重要な一戦となります。笠松のヒロインとして移籍のかたちは取らず、地方競馬間では可能な長期滞在を選択し、柳江調教師と親交の深い角川秀樹厩舎の馬房に4月27日から滞在。北海道限定で新コンビを組む五十嵐冬樹騎手が同29日から連日、調教をつけながら態勢を整えてきました。当初は長距離輸送での疲労などもあって馬体細化も見られたようですが、5月18日時点で前走比プラス12キロと余裕を取り戻しており、馬体面は完全に回復。体調的にも上昇気配で出走にこぎつけられそうです。体調さえ良ければ、そこはダート無敗の6戦6勝、JRA京都ダート1200メートルで2歳レコードをマークし、兵庫ジュニアグランプリJpnII&全日本2歳優駿JpnIを連勝して2歳馬として史上初めてNARグランプリ年度代表馬に選ばれた稀代の快足牝馬。絶対スピードの違いで押し切ってくれる可能性も十分でしょう。
迎え撃つ道営勢では、昨秋スプリント路線の頂点・道営スプリントを制してJBCスプリントJpnIにも挑戦したミスティックダイヤ(牡5、大崎順司厩舎)や、一昨年10月、旭川競馬場最後のレース・エーデルワイス賞JpnIIIを圧勝した実績上位のアンペア(牝4、角川秀樹厩舎)がやはり筆頭格。特にアンペアはNARグランプリ2008サラブレッド2歳最優秀馬でもあり、ラブミーチャンとの新旧NARグランプリ表彰馬(ラブミーチャンは2歳最優秀馬も併せて受賞)対決として注目されそうです。
話題満載のエトワール賞は20時30分発走予定です。絶対に、絶対にお見逃しなく!
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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