レース展望・予想

実力馬揃いも波乱含み「花水木特別」(名古屋)

2010/05/19

5月20日(木)のメイン第11レースは「花水木特別」(A級2組、1600メートル)です。好メンバーが集結して激戦模様になりました。休み明けの実力馬も多く波乱含みの一戦と言っていいでしょう。

カモンネイチャ(牡7、今津勝之厩舎)は3月にレース復帰後、2、2着と順調に調子を取り戻していましたが、前走のA級2組特別では10着に敗退。もう一度態勢を立て直してのレースとなります。仕上がり自体はまずまずですが、不安も同居といった感じです。

重賞3勝の実績馬シルバーウインド(牝4、藤ケ崎一男厩舎)はここがJBCスプリントJpnI以来のレースになります。順調に調整され仕上がりもまずまずなら、いきなり持ち前のスピードで、抜け出してくる可能性は十分ですが、カモンネイチャ同様にこちらも、やや不安が残ります。

シーグランジャー(牡8、斉藤弘光厩舎)はその点、順調さで一歩リードしています。前走のA級3組戦はやや物足りない走りでしたが、巻き返せる力はあります。道中、スムーズに追走できれば面白い存在です。

デルマジョン(牡6、竹之下昭憲厩舎)は前走の尾張名古屋杯で3着でした。ややムラな面は見られますが、ツボにハマった時は鋭いパワーを発揮してくるだけに不気味です。

それは枠に恵まれたヴァーツラフ(セン7、原口次夫厩舎)にも言えます。

昨年の11月以来のレースになるロードグリン(牡5、竹下直人厩舎)も実力的にはここでも十分通用するものがありますが、久々だけにレース勘が心配されます。

このほかスプリングサンテ(牡6、法理勝弘厩舎)やユウタージパング(牡7、成田明厩舎)も警戒が必要です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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