レース展望・予想

昇級戦でもパレスシュガー「カーネーション特別」（名古屋）

2010/05/17

5月18日（火）のメイン第11レースは「カーネーション特別」（A級3b組、1600メートル）です。

パレスシュガー（牝4、原口次夫厩舎）は名古屋に移籍してから1、1、2着と力のあるところを示しています。南関東ではもうひとつの成績でしたが、名古屋ではA級に上がった前走でもスピード負けはありませんでした。今回はさらにメンバーが強化されましたが、押し切る場面があるかもしれません。

ピクシーザダンス（牡6、錦見勇夫厩舎）はここ3戦、A級4組で2、1、3着と好調です。もともとこのクラスは昨年にも勝っており、力上位の存在です。調子が上がってきた今なら、直線あっさり抜け出してもおかしくありません。

ユキノサッシュ（牝5、圓田修厩舎）も前走はA級4組戦で、中団から豪快に追い込んで快勝しています。流れに左右される面は多少ありますが、切れ味は申し分ありません。引き続き状態面は悪くないだけに、今回も一発を秘めています。

エンジェルクィーン（牝5、錦見勇夫厩舎）も前走の勝ちっぷりは鮮やかでした。こちらも差しタイプで展開が大事になってきますが、明らかに調子は上がっています。今回のメンバーなら連勝の期待もできるでしょう。

このほかではこのクラスで実績があるマジックポー（牡7、今津博之厩舎）やディアカルテット（牝5、川西毅厩舎）、ツルマルツイモツイ（セン7、藤ケ崎一男厩舎）が侮れません。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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