レース展望・予想

九州ダービー栄城賞の最終切符争奪戦「鯱の門特別」(佐賀)

2010/05/15

16日(日)第9レースは「鯱の門特別」(3歳1組、1750メートル)。1、2着馬に九州ダービー栄城賞(5月30日)への優先出走権が与えられます。現在のところ、ゴールドセントとメイオウセイが優先出走権を獲得。それ以外の佐賀所属馬は番組賞金順の選定となり、3歳条件クラスの馬の出走は狭き門となりそうなだけに、ここで優先出走権を確保しておきたいところです。

カズノミラクル(牡、中野博厩舎)は、前走の有田焼特別(4月24日、1400メートル)ではセブンワンダーから1秒4差の7着に敗れました。しかし、1750メートルの3歳特別では1勝、2着2回と好成績を挙げています。負担重賞が56キロに戻り、距離が再び1750メートルとなる今回は、巻き返しの期待が高そうです。

カジノメンバー(牡、坂井孝義厩舎)は、3歳特別初出走の筑紫野特別(1月23日、1750メートル)では、逃げてメイオウセイからコンマ2秒差の3着に粘りこみました。その後は休養を取り、有田焼特別から戦線復帰。休み明け2走目の今回は上位争いに期待したいところです。

モエレダイヤモンド(牝、東眞市厩舎)は、今年1月の佐賀転入後は勝利こそありませんが、花吹雪賞4着、飛燕賞2着と重賞で活躍しています。前走のル・プランタン賞(4月25日、1800メートル)は6着でしたが、九州最先着のゴールドセント(4着)からはコンマ3秒差。佐賀勢同士の争いに戻る今回は浮上してきそうです。

そのほか前開催の有田焼特別を勝利したセブンワンダー(牡、山田勇厩舎)、大井から転入初戦のスターオブマリーン(牝、手島勝利厩舎)など、栄城賞の最後の切符を巡る争いから目が離せないところです。

(文/上妻輝行)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑