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レース展望・予想
安定感ならエーシンエヴァン「東海クラウン」（笠松）
2010/05/13
5月14日（金）のメイン第12レースはJNB協賛シリーズ「東海クラウン」（A級1組・B級以上オープン、1400メートル）です。
エーシンエヴァン（牡6、伊藤強一厩舎）は笠松に再転入してから、1勝しか飾っていませんが、A級上位で安定した走りを見せてきました。すんなり好位につけて粘りを発揮し、大きく崩れることが少ないタイプです。白星を飾った3走前は1400メートル戦。この距離なら持ち前のスピードで一気に決着をつける可能性があります。
ドリームプレイ（牝5、伊藤強一厩舎）は前走のA級2組特別でエーシンエヴァンを破っています。ひと叩きされて、素軽さを増した今回は前走以上の状態で臨めそうです。ただ、今回は流れが忙しい1400メートル戦。スムーズに道中運べるかが勝利へのポイントになります。
エーシンアクセラン（牡6、伊藤強一厩舎）は前走のオグリキャップ記念で大敗しました。メンバーもきつかったですが、2500メートルの距離がこの馬にはやはり長すぎた感じでした。それまでは重賞でも安定した走りを披露していただけに、距離が短縮した今回は巻き返し十分です。
アイリッシュカフェ（牝5、藤田正治厩舎）が不気味です。JRAで新馬勝ちした素質馬。その後の成績はもうひとつですが、スピードがあり、短距離向きのタイプ。笠松コースに順応すれば変わり身が見込めます。今回のレースでどんな走りを見せるか注目です。
エイシンイダテン（牡7、伊藤強一厩舎）もJRAで3勝を飾った実力馬です。転入戦の前走は5着でしたが、上積みが見込める今回はさらに前進があるでしょう。
このほかしぶといエイシンイッテン（牡6、伊藤強一厩舎）や底力のあるトウホクビジン（牝4、山中輝久厩舎）が侮れません。
（文／中日スポーツ・外山謙一）
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