レース展望・予想

巻き返し必至、中心揺るがぬライネスゴルト(門別)

2010/05/12

13日(木)のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「アドマイヤドン賞」(C1-2組、1800メートル)。

4月29日の日高生産連杯リーディングジョッキー競走2で大接戦の2着争いをしたライネスゴルト(牝5、堂山芳則厩舎)とフェニックスハート(牡6、廣森久雄厩舎)の再戦ムードが漂う組合せ。

特に、単勝1.1倍の圧倒的1番人気にこたえられず3着だったライネスゴルトの巻き返しに注目です。その前走は勝ったモエレヘイセイが絶妙のラップを刻んでマイペースの逃げに持ち込み、ゴールまで完封。雨で軽くなった馬場状態を生かし切った、小嶋久輝騎手の好騎乗に2着フェニックスハート&3着ライネスゴルトは翻弄された印象でした。今回はその小嶋騎手がライネスゴルトに騎乗。所属厩舎の馬ですし、前走の結果から、1着を獲るための乗り方を実践してくると考えられ、昨秋5連勝を飾った地力の高さを見せつける可能性も十分でしょう。

一方のフェニックスハートは、国際GI勝ち馬アグネスデジタルの半弟という良血馬。昨秋の岩手では結果を出せませんでしたが、ホッカイドウに移籍して認定厩舎ノーザンファームで立て直されたのが功を奏したのか、前走8番人気の低評価を覆しての2着でした。叩き2戦目の今回は、状態面がさらに上がってくるはずで、半兄の子どもであるライネスゴルトに再び先着するシーンもありそうです。

他のメンバーで、この二強に割って入れるとすれば、時計のかかる馬場状態に恵まれた際のドンラミロ(牡6、若松平厩舎)あたり。

荒尾から戻って2度使われ幾分良化が感じられるパッパターチ(牡6、檜森邦夫厩舎)も連下に食い込んでくる可能性はありそうです。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑