- TOP
- 予想情報
- レース展望・予想一覧
- 2010年5月
- アートオブビーンが地元意地見せるか「のじぎく賞」(園田)
レース展望・予想
アートオブビーンが地元意地見せるか「のじぎく賞」(園田)
2010/05/12
13日(木)のメイン第10レースに、GRANDAME-JAPAN(世代別牝馬重賞シリーズ)3歳シーズン第4戦「第48回のじぎく賞」(3歳牝馬、1700メートル、地方全国交流)が行われます。
総合ポイントで現在トップの笠松・エレーヌ(山中輝久厩舎)が勝てば総合優勝がほぼ確定します。目下3連勝ですが、ここ園田では無念のレースが残っています。1月の園田クイーンセレクションです。3コーナー手前から仕掛け、4コーナーで先頭に立って初タイトルのゴールを目指していた直線中ほどで内にヨレて、ラチに衝突寸前で鞍上の筒井勇介騎手が落馬、競走中止しました。今回は同じ舞台だけに、このアクシデントが気になります。
その園田クイーンセレクションを前日に出走取消したのがアートオブビーン(野田学厩舎)です。2歳時には園田プリンセスカップで1400メートルを逃げ切っています。兵庫ジュニアグランプリJpnII7着後にJRAへ初めて遠征し、阪神500万円以下(ダート1200メートル)で6頭立てながら、ゴール直前まで2番手、結果は3着でした。そして期待された今年初戦が前述の取消です。その後はJRAの京都(ダート)、阪神(芝)に挑戦しましたが12、14着に終わりました。しかし、その効果が前走に出ました。初距離1700メートルでしたが、1番枠からスタートを決め強引な先行策に出て、シリアスナンバーの2番手で折り合って向正面先頭、追い上げてきたユキノイーグルを半馬身抑えました。この距離克服は、同距離である今回ののじぎく賞に大きな自信になったはずです。ハナを切れればベストですが、好位でも大丈夫だけに、期待します。
地元の2番手候補は3勝馬ホクセツロマン(田中範雄厩舎)や、前走の阪神500万円以下(芝1400メートル)で0秒9差6着と善戦したアーモンドケーキ(曾和直榮厩舎)、折り合ってサイバーモール(橋本忠男厩舎)、連闘も前走JRA交流戦で3着善戦のチョウワクワク(田中道夫厩舎)などです。
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。