レース展望・予想

末脚安定イマリスターに期待「梯梧特別」(荒尾)

2010/05/08

9日(日)メイン第9レースは「梯梧特別」(C級9組、1500メートル)。

イマリスター(牡4、工藤榮一厩舎)は、前走の八十八夜特選(5月1日、C級9組、1400メートル)では、道中最後方の位置取りから、4コーナーで大外へと持ち出し、直線で一気に先行集団を差し切って勝利。2着のトシイチロマンにクビ差をつけています。後方から進出する脚質ですが、今年に入ってからは2走前に4着に敗れた以外はすべてのレースで3着以内を確保と、展開にはそれほど左右されずに安定した末脚を発揮しています。これまで1500メートル戦は4着が最高着順と実績がありませんが、ほとんどは2歳から3歳春までのもので、力をつけている今なら距離克服も十分に期待できそうです。

ホーマンパキラ(牝9、弊旗吉治厩舎)は、八十八夜特選ではイマリスターの5着でしたが、その差はコンマ1秒とわずかなものでした。また、そのレースで7着に敗れたカツイチイチバン(牝4、頼本盛行厩舎)も、それ以前のレースで3戦連続して2着と、ともにC級10組前後で実績のある馬だけに、巻き返しも十分に考えられそうです。

テイエムパワフル(牡4、平山良一厩舎)は、ここ2走は先行抜け出しで勝利を収めています。荒尾1500メートルは初出走ですが、逃げ馬がいないメンバー構成となっただけに、先行しての粘り込みには警戒が必要でしょう。

前走でともに勝利を収めているキングタケヒデ(牡6、平山良一厩舎)とブルーベリル(牡4、大久保眞二厩舎)も後方から差してくるタイプの馬だけに、イマリスターとの末脚比べは白熱したものとなりそうです。

(文/上妻輝行)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑