レース展望・予想

負けられないアルドラゴン「兵庫大賞典」(園田)

2010/05/05

6日(木)のメイン第10レースに重賞「第46回兵庫大賞典」(1870メートル)が行われます。

昨年のこのレースではチャンストウライ、ベストタイザンの後塵を拝し3着に敗れたアルドラゴン(牡9、田中範雄厩舎)の雪辱戦です。昨年8月の摂津盃を制し休養入り。約4カ月半ぶりの暮れのオープンは向正面から仕掛けマイネルマニセス以下を一蹴。続く、笠松・白銀争覇は1400メートルでベストタイザンには完敗しましたが、半馬身差2着で東海勢には先着しています。その後、同じく1400メートルだった近畿・中国・四国交流特別では2番手から3コーナーで先頭に立って楽勝。そして、2400メートルの六甲盃ではハスフェル(牡8、重畠勝利厩舎)の末脚を抑えて逃げ切っています。3月の高知・黒船賞JpnIII(4着)からここに臨むローテーションは昨年と同じですが、4月26日に自主参加した能力検査の内容からレース間隔(1カ月半)の不安はありません。早め勝負に出て、直線抜け出しが濃厚です。

相手筆頭は六甲盃2着のハスフェルです。昨年のラストラン・園田金盃をJRA赤木高太郎騎手(元兵庫所属)の手綱で差し切りました。しかし、差し一本の脚質が災いし、新春賞は末脚ひと息で5着、続くオープン辛勝後が前述した六甲盃です。ややレース間隔に不安はありますが、展開がもつれると一気に差し切るシーンもあります。

JRA岩田康誠騎手が手綱を取るオキナワニキセキヲ(牡4、森澤友貴厩舎)が注目されます。B1(B2混合)、A2、A2と逃げ切って3連勝中です。初オープンですが、未知の魅力が一杯です。

逃げると怖いキヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)、復活を期すバンバンバンク(牡5、田中範雄厩舎)が続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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