レース展望・予想

本格化したハッピートーク「石桜杯」（水沢）

2010/05/04

5日（祝・水）メイン第10レースはC1級馬による1800メートル戦「石桜杯」。

断然の人気を集めるのはハッピートーク（牝4、菅原右吉厩舎）。前走・田沢湖賞を非の打ちどころのないレースで圧勝。これで休み明け後、無敗3連勝とし、4歳馬が完全本格化を迎えました。今回は未経験の1800メートル戦ですが、今の勢いならアッサリ克服してくれるでしょう。

相手も順当にキラメキパスワード（牝7、佐々木由則厩舎）が演じそうです。連勝は3でストップしたものの、田沢湖賞は勝ちに行っての2着。ハッピートークとは完全に水を開けられた格好ですが、自己の能力はキッチリ出すタイプ。次位筆頭は譲れないところです。

別路線組ではラストトレジャー（牡7、小林義明厩舎）、ヤマニンリボールト（牡8、伊藤和厩舎）が怖い存在です。

ラストトレジャーは休み明け2戦もたつき気味でしたが、前走は鮮やかな直線抜け出しを決めて快勝。1800メートル経験の豊富さも見逃せません。

ヤマニンリボールトも休み明け2戦目を快勝。堅実な差し脚はここでも脅威の的となります。

あとは絶好の内枠を引き当てたアドマイヤアマゾン（牝5、小西重征厩舎）。6カ月ぶりを叩かれて気配アップは歴然。ハッピートークが直線まで可愛がってくれれば、逃げ残りの可能性があるかもしれません。

（文／松尾康司）


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