レース展望・予想

JRAエイシンダッシュ園田2勝目なるか「淀川特別」(園田)

2010/05/11

12日(水)のメイン第10レースにJRA交流「淀川特別」(JRA500万円以下・地元A1以下、1870メートル)が行われます。

今年に入ってからのJRA500万円以下交流は、4戦が終わってJRA3勝、地元1勝。今回もJRA勢が優位です。中でも4歳の2頭エイシンダッシュ(牡、JRA松永昌博厩舎)、ヴィーヴァレジーナ(牝、JRA作田誠二厩舎)を上位と見ました。

エイシンダッシュは園田(09年3月・金剛山特別)で初勝利を挙げました。その後、約5カ月間休養し8月末の復帰直後は差を詰めただけのレースが続きました。叩き4走目は向正面一気から3コーナーで先頭に立つ早め勝負も、末は一杯で7着に沈みました。しかし、この早めに動いた競馬は、11月の福島での2戦連続2着につながります。今年に入っても直線しっかり伸び、勝ち星こそありませんが5着を外していません。今回は初勝利を挙げた園田に約1年2カ月ぶりの登場で、前回と同じ岩田康誠騎手とのコンビ。向正面からのマクリを見せてくれれば通算2勝目のチャンスです。

前走の名古屋に続く地方遠征なのがヴィーヴァレジーナです。初勝利はデビュー4戦目の阪神ダート1800メートルで3番手を進んで差し切っています。500万円以下クラスでも、昨年12月に3着、今年1月に4着が残っています。ただ、差し一本の脚質だけに、園田では仕掛けどころがカギになります。

前々走の園田・大和川特別では逃げ4着だったペプチドトップガン(牡5、JRA新川恵厩舎)が再び主導権を奪うでしょう。コース経験は大きく、マイペースに落として押し切りを狙います。
その大和川特別でペプチドトップガンに先着(3着)した地元デビュー馬ウタマロボーイ(牡5、森澤憲一郎厩舎)が得意距離だけに、テンから動けばJRA勢をアッと言わせるシーンもありそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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