レース展望・予想

JRA勢の優位は揺るがず「ロベリア賞」（金沢）

2010/05/31

6月1日（火）のメイン第10レースにJRA交流「ロベリア賞」（金沢A3組以下・JRA500万円以下、1500メートル）が行われます。

今季ここまで金沢で行われた3歳未勝利とのJRA交流戦はすべて中央勢が勝っており、500万円以下クラスが相手でも中央勢の優位さは揺るぎそうもありません。

中でも注目されるのはラグナロク（牡4、JRA岩戸孝樹厩舎）です。デビュー戦からすべてダートを使われており、先行できるスピードもあります。2走前の福島1700メートル戦で3着の内容なら、地方交流戦ならば十分に勝機はあります。

マルタカボーイス（牝4、JRA境直行厩舎）は、昨年9月に金沢で行われたJRA交流戦で未勝利を脱出しています。後続を5馬身以上も引き離して逃げ切る強い内容でした。前走は休み明けの上に久々の芝コースで大敗しましたが、圧勝劇を演じた金沢なら一変があっても不思議ではありません。

スズカオペック（牝4、JRA武宏平厩舎）も昨秋に金沢で行われた500万円以下の交流戦で連続2着と相性がいいです。その後の高知での交流戦でリズムを崩してしまい、立て直しに時間がかかりましたが、条件が揃った今回は巻き返しが期待できそうです。

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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