レース展望・予想

距離短縮で反撃ポイントプリム「メイC」(水沢)

2010/05/02

3日(祝・月)のメイン第10レースはB2級馬による水沢1600メートル戦「メイカップ」。有力馬の実力が接近し、好レースが期待できそうです。

人気を集めるのはポイントプリム(牝4、菅原右吉厩舎)。岩手転入後はすべて馬券対象となり、4勝をマーク。目下7戦連続で連対確保と抜群の安定度を誇っています。ただ勝ち運に恵まれず今年1月のアテルイ賞(C1)から4戦連続で2着に惜敗。あとひと押しが足りず、勝ち切れないでいます。しかし今回マイルへ距離が短縮されたのは好材料。1800メートル戦ですとどうしても末が甘くなりますが、1600メートル戦で反撃必至。加えて単騎逃げに持ち込めるメンバー構成も後押ししそうです。

2番人気以下は割れそうです。エイプリルカップ出走組のタニノレジェンド(セン8、小林義明厩舎)、バンドマスター(牡8、城地俊光厩舎)はそれぞれ5、8着と凡走。これをどう評価するかですが、タニノレジェンドはそれ以前まで8戦連続で連対を継続。一方のバンドマスターは勝負どころで鋭い反応が見られず、中団から退いて8着。こちらは2連勝の強さが際立っていただけに、なおさら意外な結果となりました。両馬ともこのまま引き下がってしまうのか真価が問われます。

エイプリルカップ不出走組ではコアレスブライト(牡8、熊谷昇厩舎)、テバギア(牡4、村上昌幸厩舎)、カートゥニスト(牡5、佐々木修一厩舎)が怖い存在。いずれも前回1着後も好気配を保ち、上記馬をまとめて負かすシーンまであるかもしれません。

(文/松尾康司)


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