レース展望・予想

現級4勝の実績馬ホウライエイブル「ライラック特別」（名古屋）

2010/05/05

5月6日（木）のメイン第10レースは「ライラック特別」（A級3組、1800メートル）です。

ホウライエイブル（牡4、藤ケ崎一人厩舎）はA級3組特別ですでに4勝をマーク、2組特別も前走で勝利をものにしています。今回は距離が1800メートルに延びましたが、B級1組特別で勝った経験もあり、不安はありません。近況の勢いと素質の高さで、今回も首位は譲らないでしょう。

ヴァーツラフ（セン7、原口次夫厩舎）もこのクラスの安定勢力です。2走前にはJRA交流競走で白星を飾っています。1800メートルの距離がやや心配ですが、折り合って流れに乗れば上位争いに加わってきます。

シーグランジャー（牡8、斉藤弘光厩舎）は重賞ではもうひとつの成績ですが準オープンなら確実な脚を使ってきます。前走も2着に追い上げて見せ場を作りました。引き続き状態面は安定しています。こちらも上位圏内でしょう。

マジックポー（牡7、今津博之厩舎）は最近、勝ち切れませんが大きく崩れてはいません。きっかけさえつかめば実績がある馬だけに変わり身がありそうです。今回はメンバー的にもつけ入るスキはあります。

このほかでは駿蹄賞を勝ったこともあるワイティタッチ（牡6、櫻井今朝利厩舎）や、このクラスに実績を残すハクシンフリーダム（牡7、瀬戸口悟厩舎）、イーストローレル（牡8、塚田隆男厩舎）、ナリタバクシン（牡8、竹口勝利厩舎）、モエレダンスクイン（牝6、山本功厩舎）が怖い存在ですが、近況の走りはもうひとつの感があります。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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