レース展望・予想

マルサンジョイ4連勝なるか「端午賞」(福山)

2010/05/03

5月4日(祝・火)のメイン第9レースは「端午賞」(B1、1600メートル)です。

今年に入って絶好調のマルサンジョイ(牝4、弓削和彦厩舎)は、目下3連勝中。うち近2走は今回と同じクラスでのもので、これだけでも連勝を伸ばすことが約束されたようなものです。3連勝のレースぶりも、先行有利の馬場状態にもかかわらず、いずれも中団~後方待機から、後半に脚を伸ばしてきっちり差し切る強い内容でした。5月1日に砂を全列にわたって補充したことで、差し脚が活きやすい馬場になったことも、追い風になりそうです。

前走の桜鯛特別(B1)で、マルサンジョイに敗れたベルサンフラワー(牝5、渡邉貞夫厩舎)は、しばらく続いた不振から脱出の気配。兵庫から転入直後は、このクラスを含めて2連勝を挙げたように、実力的な差はまったくないでしょう。

勢いの面では3戦連続連対中のマルサンサイレンス(牝5、弓削和彦厩舎)も負けていません。B1、A4と2着が続いた後の前走、平家谷・つばき特別(B2)は相手が一気に楽になったこともあってか、5馬身差の圧勝でした。再度昇級になりますが、これまでの実績から格的にも見劣りしません。

エーシンレーサーズ(牝6、松本満夫厩舎)は高い安定感を誇り、このクラスの上位の常連。その一方で、「マルサン」軍団とは相性が悪いのか、ここ6戦連続して「マルサン」の勝ち馬の後塵を拝しています。天敵が2頭出走する今回は、一気に逆転といきたいところでしょう。

長くトンネルに入っていたミナミゼファー(牡6、黒川幹生厩舎)が、徐々に上位との着差を詰めて復調の気配。現級でも上位の存在だった昨年秋の状態に戻れば、このメンバーでも引けは取りません。

(文/土屋真光)


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