レース展望・予想

九州3歳三冠第1戦は混戦模様「荒尾ダービー」(荒尾)

2010/05/01

2日(日)メイン第9レースは重賞「第35回荒尾ダービー」(3歳、2000メートル、四国・九州地区交流)。今年は荒尾8頭、佐賀3頭、高知1頭による争いとなり、1着馬には九州ダービー栄城賞(5月30日、佐賀2000メートル)への優先出走権が与えられます。

佐賀勢3頭は飛燕賞(2月21日、佐賀1800メートル)の3~5着馬が出走してきました。

その中では1月の花吹雪賞を制し、飛燕賞でも今回のメンバー中最先着の3着だったダイヤアストライア(牝、佐賀・東眞市厩舎)が格上ですが、前走のル・プランタン賞(4月25日、佐賀1800メートル)9着から中6日と間隔が詰まっており、どこまで立て直してきたかが焦点となりそうです。

飛燕賞4着ゴールドルミナス(牝、佐賀・東眞市厩舎)は、中距離戦ではほとんど掲示板内を確保していますが連対実績がなく、メイオウセイ(牡、佐賀・三小田幸人厩舎)は飛燕賞で牝馬4頭に先着されての5着でした。佐賀3歳戦線は現時点では勢力図が定まっておらず、栄城賞へ向けてここで一歩抜け出したいところです。

一方の荒尾勢は、今年は3月まで参戦の北海道からの遠征馬に劣勢を強いられていましたが、その中で北海道勢と互角の戦いをしていたテイエムアコガレ(牝、荒尾・平山良一厩舎)が、ル・プランタン賞で飛燕賞馬ゴールドセント(4着)とコンマ1秒差の5着に健闘。こちらも競走間隔が詰まっていますが、佐賀勢の一角崩しに期待が持てそうです。

高知からはデビュー以来4戦1勝、2着3回のリワードシャンヴル(牡、高知・雑賀正光厩舎)が出走。

また、JRAから荒尾に移籍後は4戦4勝のシゲルオカメノカタ(牝、荒尾・畑田修治厩舎)にも未知の魅力がありそうです。

(文/上妻輝行)


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