レース展望・予想

3歳芝路線スタート「はまなす賞」(盛岡)

2010/05/29

30日(日)メイン第10レースは3歳馬による芝1600メートル戦「はまなす賞」。このレースから3歳芝路線がスタートし、7月11日に行われる地方全国交流「オパールカップ」(芝1700メートル)のトライアル戦にも位置づけられています。

実力比較に加えて芝適性も勝敗のカギを握り、混戦ムードが漂っていますが、岩手転入後、無傷の5連勝中ゲンパチオブラヴ(牝、新田守厩舎)が人気を集めそうです。逃げて良し、差して良しの自在脚質を武器に、ほとんどがワンサイドレース。勢いに乗ってここも突破の可能性が大きそうです。ネックは岩手では初めての芝レースですが、JRA時代に東京芝1400メートルを使って0秒7差7着。1分23秒3のタイムをマークしているなら大丈夫と見ていいでしょう。

ただ、絶対の軸とは言えず他のメンバーにもチャンス十分。芝で軽快な先行力が生きそうなイシノウォーニング(牝、城地藤男厩舎)、ヒシミラクルの妹で芝適性が高そうなリュウノオパール(牝、佐藤晴記厩舎)、潜在能力一番ダイメイジュエリー(牝、村上昌幸厩舎)、脚抜きのいい芝で巻き返し狙うヒバリエクスプレス(牝、熊谷昇厩舎)も争覇圏内。

さらには前走、JRA交流レースで2着に善戦リュウノヒーロー(牡、佐藤晴記厩舎)、輸送がうまくいけば実力劣らないベルデンアイン(牡、三野宮通厩舎)らも侮れず、非常に難解な一戦となりました。

(文/松尾康司)


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