レース展望・予想

転入2走目アロドの変わり身期待「たつの赤とんぼ特別」(姫路)

2010/05/18

19日(水)のメイン第10レースに「たつの赤とんぼ特別」(A2一組、1400メートル)が行われます。

アロド(牡6、重畠勝利厩舎)がJRAから転じ2走目の上積み必至です。転入初戦は2番手を進みましたが、逃げたテイケイメルベイユ(牡4、山口浩幸厩舎)とマクってきたコパケンサンバに4コーナーで挟まれ窮屈になりました。コパケンサンバは抑えましたが、その隙にまんまとテイケイメルベイユがゴールまで突っ走っています。ここは逃げ馬が揃って先行激化になりそうです。アロドも先行タイプですが、前走のレース内容から好位で折り合いはつくようです。流れに乗って、3コーナー過ぎから仕掛けて先行勢を飲み込み、JRA3勝馬の力を見せるでしょう。前々走でソウルスクリームに早めにこられ8着に沈んだテイケイメルベイユですが、ここはハナを切るのに苦労しそうです。兵庫に転じ12戦7勝、2、3着各2回の実績は無視できませんが、単穴評価に止めます。

対抗にはサワノファイン(牡5、上田二郎厩舎)を置きます。このクラスでは数少ない地元デビュー馬です。JRA認定こそ勝てませんでしたが、10勝をマークしています。昨年7月にはA2、A1と連勝した実績も残っています。7カ月半の休養を挟んでA1で10、6着。降級だけにアロドと同じ位置取りで折り合えば互角に戦えるでしょう。

実績で言えば、摂津盃を制しているマグマサイン(牡10、田中道夫厩舎)、昨年の園田ユースカップを逃げ切ったミナミノヒリュウ(牡4、山元博徳厩舎)のタイトル馬2頭も注意が必要です。

また、9カ月ぶりもJRA3勝、このA2で2、1着のタマモディファイ(牡6、荒山義則厩舎)はパドックでの気配に注目です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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