レース展望・予想

2連勝中コアレスランナーに期待「緑風賞」（盛岡）

2010/05/16

7日（月）メイン第10レースはB1級馬によるダート1200メートル戦「緑風賞」。9頭立て。直結するレースは駒形賞。水沢から盛岡に替わり、距離も1400メートルから1200メートルへ短縮ですが、結果をそのまま信じていいでしょう。

人気の中心はコアレスランナー（セン4、熊谷昇厩舎）。JRA再移籍2戦後、岩手へ再転入。初戦を3コーナー先頭で圧勝しましたが、続く2戦目・駒形賞では痛恨の出遅れ。後方からの競馬を強いられ、普通ならば凡走のケースでしたが、その不利をはねのけて見事優勝。周囲の度肝を抜きました。

コース替わりで一矢を報いたいのがトーホウライデン（牡8、鈴木七郎厩舎）。一昨年の同条件重賞・岩鷲賞を快勝し、適性はメンバー中一番。勝ち切れないレース続きのうっ憤を一気に晴らしたいところです。

クリスティラビット（牡5、石川栄厩舎）はA級でも2戦連続3着にまとめましたが、今回からB1へ降格。持ち前の破壊力は上記2頭にもヒケを取りません。

他にも伏兵がズラリ。昨年は芝ダートを問わず1000メートルで大活躍したウメノレイメイ（牡8、千田知幸厩舎）。短距離戦は待ちに待った一戦。JRA時代の1勝はダート1200メートルでマークしていますから、今回は願ってもない舞台です。

また底力劣らないテンショウタイヨウ（牡6、佐々木修一厩舎）、ダンディキング（牡7、瀬戸幸一厩舎）も一発の可能性を秘め、激戦必至。ハイレベルな戦いが期待できそうです。

（文／松尾康司）


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