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レース展望・予想
開幕週は先行有利の傾向、逃げ切り狙うイチバンボシ(門別)
2010/04/27
いよいよ平成22年度ホッカイドウ競馬が開幕。今年は80日間の全日程が門別“グランシャリオナイター”で行われます。ゴールデンウイーク期間中もじっくりナイター競馬をお楽しみ下さい!
さて、開幕日28日(水)のメイン第10レース(※今年からダートグレード施行日を除き、最終レースがメインと位置づけられます)は、スタリオンシリーズ「アジュディミツオー賞」(C2-2組、1800メートル)です。
昨季最終日(11月19日)以来、5カ月余ぶりに行われる門別競馬。大半の騎手たちにとっても久しぶりの実戦ということで、例年、開幕週はゆったりした流れのレースが多くなりがちです。
そこで狙いは先行馬。好枠から先手を取れそうなフジノイチバンボシ(牡5、角川秀樹厩舎)に注目です。どちらかというと短距離で良績を重ねてきた馬で、今回の1800メートルはいくらか長い印象。しかし、昨年11月10日の1800メートル戦ではうまくマイペースの逃げに持ち込み、勝ち馬から半馬身(0秒1)差の2着に粘り込みました。その勝ち馬スペースシャトルはその後JRAに復帰し、先週の福島戦(500万円以下、芝2600メートル)で2着に食い込んだ実力馬。その馬と差のない競馬をした実績は、今回の組合せなら明らかなアドバンテージと言えます。みずから逃げて開幕週特有の“先行有利の流れ”に持ち込めば、そのまま1着ゴールの可能性も十分でしょう。
強敵はナチュラルプラス(牡5、柳澤好美厩舎)。2歳時の07年には“夏の暫定王者決定戦”ブリーダーズゴールドジュニアカップ(旭川1600メートル)で直線一気の豪脚を繰り出して、あわやの2着。のちの活躍で同年のNARグランプリ・サラブレッド2歳最優秀馬に輝いたディラクエ(同レース8着)に先着した実績もある実力馬です。慢性的な脚部不安を抱え、その後わずか2戦しかしていませんが、今年は開幕週から出走できるほどの状態で活躍が期待される1頭。メンバー中、地力ナンバー1が明らかな存在だけに、展開次第では圧勝まであっても驚けません。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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