レース展望・予想

日高賞上位独占の笠松勢に挑む九州勢「ル・プランタン賞」(佐賀)

2010/04/24

25日(日)メイン第10レースは重賞「第9回ル・プランタン賞」(3歳牝馬、1800メートル、地方全国交流)。今年創設された世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN」の3歳シーズン第3戦として行われることとなり、地方全国交流化されて賞金も大幅に増額されました。
4月19日に行われたシリーズ第2戦、留守杯日高賞(水沢1600メートル)はエレーヌが優勝したほか、4着までを笠松勢が独占。今回はその4頭がそのまま出走してきました。

留守杯日高賞を勝ったエレーヌ(笠松・山中輝久厩舎)は、昨年12月に道営から笠松に転入した後は、JRAへの遠征3戦と、直線で先頭に立った後に落馬競走中止した園田クイーンセレクション(1月21日)以外のレースをすべて勝利。重賞でも3勝を挙げています。

同2着のコロニアルペガサス(笠松・山中輝久厩舎)も、12月に道営から笠松に移籍し、その後は園田クイーンセレクション、若草賞(3月7日、福山)といずれも遠征競馬で重賞2勝を挙げています。2走前の桜花賞(3月24日、浦和)では南関東勢を相手に勝ち馬からコンマ7秒差とさほど離されていない4着と健闘。遠征実績が豊富なだけに怖い1頭です。

一方の九州勢も、1月の花吹雪賞を勝ったダイヤアストライア(佐賀・東眞市厩舎)、2月の飛燕賞を勝ったゴールドセント(佐賀・土井道隆厩舎)と重賞勝ち馬2頭が出走。そのほか、3歳平場戦で3連勝中のハードリベンジ(佐賀・石川浩文厩舎)や、荒尾で5戦連続連対中のテイエムアコガレ(荒尾・平山良一厩舎)などの上がり馬も加わった充実の布陣で、笠松勢の一角崩しも十分に期待できそうです。

(文/上妻輝行)


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