レース展望・予想

相手に恵まれたヘイアンレジェンド「由布岳特別」(佐賀)

2010/04/17

18日(日)メイン第10レースは「由布岳特別」(A1級、2000メートル)。

佐賀の古馬オープン4強のうち、はがくれ大賞典(3月14日、2000メートル)を勝利したアルカライズ、同レース3着のミヤノオードリーはこのレースに登録がなく、またワンパクメロは登録のみで回避。同2着のヘイアンレジェンド(牡6、山田義人厩舎)が出走してきました。

そのヘイアンレジェンドは、昨年9月の佐賀転入後6戦目の中島記念で重賞初制覇。その後の佐賀記念JpnIIIでは8着と佐賀で初めて掲示板外に敗れましたが、はがくれ大賞典ではアルカライズにクビ差と巻き返してきました。ここまで佐賀(九州)勢同士のレースではすべて3着以内を確保。今回はメンバー構成に恵まれており、勝利の可能性は高そうです。

ステルスグリーン(牡7、東美義厩舎)は、九州大賞典、中島記念ではともに8着と力が及びませんでしたが、2月の宝満山特別でオープン特別初勝利を挙げました。そのレースは佐賀記念の裏番組で、オープン一線級の出走はありませんでしたが、前走のはがくれ大賞典でアルカライズからコンマ3秒差の4着と健闘。オープン上位馬相手にも通用するだけの力をつけてきたことを証明しています。

コスモシェアト(牡8、山田義人厩舎)は、浦和からの転入初戦の前走、松浦川特別(3月22日、1800メートル)で2着に2馬身半(コンマ5秒)差をつけて快勝しました。佐賀の準オープン特別は力のある馬が揃っており、転入初戦からそこで勝ってのオープン参戦だけに十分な警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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