レース展望・予想

ロックバニヤンら土井道隆厩舎勢に期待「桜花特別」（佐賀）

2010/04/09

10日（土）メイン第10レースは「桜花特別」（B2級1組、1750メートル）。

ロックバニヤン（牡4、土井道隆厩舎）は、昨年5月にJRAから佐賀へ転入。3歳下位条件からのスタートとなったため、3歳重賞戦線へ顔を出すことはできませんでしたが、この年に6勝を挙げています。今年は初戦こそ7着に敗れたものの、続く1月31日のC1級3組からここまで4連勝中です。1750メートル戦は3走前のアメジスト特別（2月11日、C1級）で2着馬を8馬身（1秒5）と大きく引き離して勝利しているだけに、B2級特別でも初戦から勝利の期待がかかります。

ローテコスミオン（牝5、土井道隆厩舎）は、昨年11月の佐賀転入からここまでの8戦中、7戦で3着以内を確保し、目下4戦連続連対です。12月のターコイズ特別（1800メートル、C1級）では2着のネヴァーワールドに半馬身差で勝利。こちらもB2級特別初戦から警戒が必要でしょう。

前開催の弥生特別（3月20日、1750メートル）は、ネヴァーワールド（牡5、真島元徳厩舎）が57キロの負担重量を克服し、B2級特別2勝目を挙げました。今回も引き続きこのクラスでの出走ですが、年度替わりで負担重量の加増がゼロになるため、56キロに戻っての出走となり、B2級特別3勝目も射程圏内でしょう。

ゴールドカード（牡5、東眞市厩舎）は、佐賀転入初戦だった弥生特別ではネヴァーワールドからコンマ5秒差の3着でした。前所属地の東海地区ではB級で上位争いの常連だっただけに、佐賀2戦目となる今回は、躍進が期待できそうです。

（文／上妻輝行）


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