レース展望・予想

フィオーレハーバーの相手探し「菊水賞」(園田)

2010/04/07

8日(木)のメイン第11レースに重賞「第42回菊水賞」(3歳定量、1700メートル)が行われます。

園田ジュニアカップ、園田ユースカップと、重賞レースを連勝しているフィオーレハーバー(牡、平松徳彦厩舎)の優位は動きません。デビュー3連勝後の兵庫若駒賞こそ直線で失速して4着に敗れましたが、JpnIIの兵庫ジュニアグランプリでラブミーチャンの5着後に、前述した重賞2連勝です。初距離1700メートルだった園田ジュニアカップは3番手を進んで3コーナーで先頭に立ち、ハイパーフォルテ(牡、栗林徹治厩舎)に1馬身3/4差の完勝でした。そして、1400メートルに距離が短縮した前走の園田ユースカップでは、タガノバロットが奇襲の先行策に出ましたが、2番手追走から4コーナーで先頭に立ち、結果は同馬を3馬身半ちぎりました。さらに成長しており、好位から抜け出して重賞3連勝を目指します。

岩田康誠騎手とコンビを組むフウリンカザン(牡、中塚猛厩舎)を連候補筆頭に置きます。速い脚はありませんが、岩田騎手が思い切った早め勝負のレースでアッと言わせるシーンがあるかもしれません。

そのフウリンカザンを前走で一蹴したタガノバロット(牡、國澤利照厩舎)が兵庫若駒賞ではフィオーレハーバーを差し切っています。次位争いでは実績筆頭でしょう。

タガノ勢ではバロット以上に期待されていたタガノパンデミック(牡、碇清次郎厩舎)が2連勝と調子を上げています。田中学騎手との初コンビですが、脚質的に相性がいいと思います。

急きょの挑戦になりますが、ハイパーフォルテ(牡、栗林徹治厩舎)が道中折り合えば、園田ジュニアカップ2着、園田ユースカップ3着などの実績は侮れません。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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