レース展望・予想

地の利を生かしてグリーンストーン「臥龍桜特別」（笠松）

2010/04/06

4月7日（水）のメイン第9レースはJRA交流「臥龍桜（がりゅうざくら）特別」（A級3組・JRA500万円以下、1800メートル）です。

グリーンストーン（牡4、JRA飯田雄三厩舎）は名古屋で9勝、笠松で3勝を飾っています。今回はJRAに戻って最初の戦いとなりましたが、コースが笠松なら地の利を生かして戦えます。前走のB級1組特別でも2着に5馬身差をつけて圧勝しており、少々メンバーが強化されても主導権は渡さない走りが期待できそうです。

リザウンドエコウ（牡4、JRA境直行厩舎）は前走の未勝利戦で初勝利を飾りました。まだキャリアは4戦で底を見せていません。昇級初戦の今回は上積み十分で素質をさらに発揮してきそうです。スムーズに運べばスピードで一気に抜け出してくるかもしれません。

マスターソニック（牡4、JRA梅田康雄厩舎）は昇級してから、なかなか勝てませんが、徐々にペースにも慣れて気配は上向いてきました。力馬タイプだけに、笠松のダートは合いそうなムード。時計が遅くなるところも有利に働くでしょう。バテない強みを発揮して上位争いに加わります。

ペプチドトップガン（牡5、JRA新川恵厩舎）は確かな先行力が魅力です。1800メートルなら最後までバテずに押し切る場面があるかもしれません。調教の過程も順調で状態面も前走以上のものがあります。

このほかでは地元のフジノアサハタ（牡6、柴田高志厩舎）や、変わり身が期待できそうなスマートファントム（牡5、JRA宮徹厩舎）が侮れません。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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