レース展望・予想

汚名返上狙うニシノシタン「金沢城特別」(金沢)

2010/04/05

新年度の金沢競馬2日目になる4月6日(火)のメイン第10レースは「金沢城特別」(A4組、1500メートル)です。

昨年度はC級に下がった恩恵もあって、10戦して8勝、2着1回と抜群の成績を収めたニシノシタン(牡10、佐藤茂厩舎)が、早くも始動を開始します。昨春は脚部不安もあって戦列復帰が夏ごろまで延びましたが、今年度は順調に乗り込まれて開幕戦からの登場です。正月競馬のB級勝馬特別で7着と大敗を喫しているだけに、汚名返上を狙います。

昨シーズン終盤に3連勝を収めて本格化を印象付けたロンシャンステージ(牡6、高橋俊之厩舎)も、順調に仕上がっています。特に正月競馬のB級勝馬特別では、ニシノシタンを競り落として勝っただけに、能力の高さは底知れません。開幕戦もその時と同じレースができれば4連勝は十分可能です。

安定した差し脚でB級まで上がってきたセレクトキング(牡5、黒木豊厩舎)も警戒は必要です。正月競馬のB級勝馬特別では、追走に手こずって末脚不発に終わりましたが、本来の姿ではありませんでした。冬休みで疲労も回復しているだけに、巻き返しはありそうです。

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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