レース展望・予想

大本命ダイメイジュエリー発進「あやめ賞」（水沢）

2010/04/04

5日（月）メイン第10レースは3歳牝馬による特別「あやめ賞」（1600メートル）。

前日4日、スプリングカップのロックハンドスタート同様、大本命ダイメイジュエリー（村上昌幸厩舎）が出走します。北海道で1勝をマークし、牝馬重賞・フローラルカップで4着。その実績はダテではなく岩手転入後、3連勝の快進撃。しかも牡馬相手の寒菊賞も快勝し、今ではロックハンドスターに次ぐナンバー2的存在となりました。菅原勲騎手も「一戦ごとに強くなっているのを実感」と太鼓判を押し、早めにシーズンを終了。今シーズンへ向けてパワーアップに専念させました。牝馬路線はあやめ賞から留守杯日高賞。この結果を受けて新設の牝馬シリーズ「グランダム・ジャパン」にも挑戦してみたいとのこと。そのためにも好発進を決めたいところでしょう。

相手筆頭はダンストンルティー（村上実厩舎）。折り合い面でちょっと難しいところがありますが、底力は北海道との2歳交流戦・知床賞優勝で証明済み。シーズン明けの前走もキッチリ2着を確保し、上々の滑り出し。このメンバーなら次位は譲れないところです。

以下は離された印象ですが、本来の逃げに戻ってヒバリエクスプレス（熊谷昇厩舎）の巻き返し、マイペースの逃げなら残り目一考セイントビーナス（鈴木七郎厩舎）あたりが上位に食い込むかもしれません。

（文／松尾康司）


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