レース展望・予想

差し脚堅実エーシンシャウラ「新緑賞」(笠松)

2010/04/01

4月2日(金)のメイン第9レースは重賞「第36回新緑賞」(3歳、1600メートル)です。

エーシンシャウラ(牡、伊藤強一厩舎)は昨年暮れのライデンリーダー記念で重賞制覇を飾りました。今年に入ってからはラブミーチャンとの対戦もあって勝ち星はありませんが、前走の古馬との戦いでも2着に好走してリズム自体は悪くありません。3歳馬同士のレースなら、力を示すチャンスです。直線、着実に差し込んでくる堅実性もあります。

エレーヌ(牝、山中輝久厩舎)は3月の名古屋・スプリングカップで快勝しました。JRAへの遠征も多く、強い相手にもまれて地力アップした効果があらわれています。前走のJRA特別戦は9着でしたが、評価が下がるものではありませんでした。距離適性もあり、流れに乗って身上の鋭い差し脚を発揮してきそうです。

タンブリングダンス(牡、藤ケ崎一男厩舎)はゴールドウィング賞が2着、新春ペガサスカップが3着、スプリングカップが2着と惜しいところで重賞勝ちを逃しています。今回のメンバーでは上記重賞の勝ち馬はエレーヌだけですから、つけ入るスキは十分あります。流れ次第で勝負を互角に持ち込むでしょう。

カラーレストパーズ(牡、川嶋弘吉厩舎)はホッカイドウ競馬デビューです。2着に好走した笠松のJRA交流競走が地力の高さを示すものでした。前走の3歳1組特別でも快勝しており、引き続き好調を保っています。スムーズな競馬なら差のない競馬をしてくるでしょう。

このほかでは底力があるバトルアツヒメ(牝、柳江仁厩舎)や、力をつけてきたワイドサンデー(牡、大橋敬永厩舎)が侮れない存在です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑