レース展望・予想

重賞3連勝狙うヒシウォーシイ「オグリキャップ記念」(笠松)

2010/04/28

4月29日(祝・木)のメイン第9レースは重賞「第19回オグリキャップ記念」(2500メートル)です。ゴールデンウイーク恒例のレースに各地から強豪が参加してレースを盛り上げます。笠松の重賞は遠征馬が活躍することが多いだけに要注意です。

しかし、レースの主導権を握るのは名古屋のヒシウォーシイ(牡5、川西毅厩舎)でしょう。なんといっても3月にマーチカップ、4月にスプリング争覇と近況は笠松の重賞2連勝という実績が光ります。笠松コースをすっかり手の内に入れた感じで、レースぶりも地元コースのように安定しています。引き続き状態面は上々の気配。重賞3連勝に向けて視界は良好です。

地元のエーシンアクセラン(牡6、伊藤強一厩舎)が今度こその気合で逆転を目指します。ここ2戦はいずれもヒシウォーシイの2着に敗れ苦杯をなめました。今回は距離が2500メートルと延びました。つけ入るすきは十分あります。スムーズに道中運べるかがカギです。

ノゾミカイザー(牡5、錦見勇夫厩舎)は笠松で岐阜金賞、東海ゴールドカップを制した馬。コース不安はありません。展開に左右される面はありますが、切れ味勝負なら負けません。

遠征勢では兵庫のスマイリングフィル(牡7、橋本和男厩舎)に勢いがあります。東海ダービーで2着になった実績があり地力はここでも互角です。距離さえこなせば上位圏内に入ってくるでしょう。

同じ兵庫のマイネルマニセス(牡6、橋本忠男厩舎)も強敵相手に互角に戦ってきた実績があり侮れません。

福山のナリタブラック(牡8、徳本慶一厩舎)も状態面は悪くありません。笠松コースも走った経験があるだけに、底力発揮なら面白い存在です。

高知のグランシュヴァリエ(牡5、雑賀正光厩舎)は前走の黒船賞JpnIIIは大敗していますが、川崎での好走を見ても力があることが分かります。前走を度外視して狙ってみたい1頭です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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