レース展望・予想

3連勝と波に乗るエスクリム「奈良津桜特別」（笠松）

2010/04/07

4月8日（木）のメイン第9レースは「奈良津桜（ならづざくら）特別」（C級11組(ロ)、1600メートル）です。

エスクリム（牡4、後藤正義厩舎）は出走取消を挟んで近況3連勝しています。ここ2走は1600メートルの特選で、前走は前々走よりタイムも詰めてリズムアップしてきました。今回は初の特別戦になってメンバーも強化されましたが、今のリズムなら首位争いを優位に運べるでしょう。

ランドエクスプレス（セン4、山際孝幸厩舎）は今回が特別戦3度目。これまでは展開に恵まれずに3、6着に敗れましたが、前走の勝ちっぷりから見ても地力アップは明らか。今回は勝負を互角に持ち込むでしょう。

名古屋のコウユーコユキ（牝4、竹口勝利厩舎）は3走前の笠松戦で圧勝しています。前走は4着でしたが、不良馬場が敗因で度外視が可能。巻き返しに気合も入ります。

オーバーアチーバー（牡4、後藤保厩舎）はライデンリーダー記念にも駒を進めた素質馬です。キャリアはまだ7戦で4勝をマーク。メンバー中、一番の伸びしろを持っていると言ってもいいでしょう。スムーズに運べば、まとめて負かす力を備えています。

このほか前走を快勝しているシルクラスカル（牡4、小森勝政厩舎）やハーモナイズ（牡4、青木達彦厩舎）も差はわずかで侮れません。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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