レース展望・予想

2歳二冠馬ロックハンドスター登場「スプリングC」(水沢)

2010/04/03

 4日(日)メイン第10レースは3歳馬による「スプリングカップ」(1600メートル)。
 
 この一戦を皮切りに、岩手クラシック戦線がスタートします。今季の目玉はダービーグランプリ(11月22日・地方全国交流)の復活。それに伴い、新3歳三冠は岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、不来方賞、ダービーグランプリへ移行。同一の競走馬がすべて制すると馬主に300万円の特別奨励金が支給されます。

 過去、このスプリングカップ優勝馬が3歳戦線の主役を演じてきましたが、今年の主役はもちろんロックハンドスター(牡、瀬戸幸一厩舎)。惜しくも2歳ダート三冠達成はなりませんでしたが、水沢で行われた南部駒賞としては驚異のレースレコードで完勝。そのためにも勝利はもちろんのこと、さらにパワーアップしたのかを確かめる意味でもレース内容に注目したいところです。

 相手筆頭はセイントネイティブ(牡、鈴木七郎厩舎)。毎回上位争いを演じながら詰めの甘さが災い。昨年未勝利に終わりましたが、一冬を越した3月の特別開催で快勝。これでひと皮むけたと解釈していいでしょう。

 2歳時、ダートで最初に行われた特別・ビギナーズカップを制しながら、その後の成績がひと息だったベルデンアイン(牡、三野宮通厩舎)。仕掛けどころが難しいタイプでしたが、精神面での成長があれば第2グループから抜け出せる能力を秘めています。

 他では北海道から転入初戦を勝ってシーズンを終了したモエレフットライト(牡、佐藤祐司厩舎)、地力アップ確かなトーホクキング(牡、櫻田康二厩舎)が2着争いに参加しそうです。

(文/松尾康司)
 

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