レース展望・予想

荒尾2000mの王者タニノウィンザー「大阿蘇賞」(荒尾)

2010/04/14

15日(木)メイン第9レースは「大阿蘇賞」(A級、2000メートル)。

タニノウィンザー(牡6、頼本盛行厩舎)は、前走のファン選抜大阿蘇大賞典(3月16日、2000メートル)では、最後にテットウテツビに3/4馬身差に詰め寄られたものの、終始危なげのないレース運びで勝利し、2連覇を達成しています。荒尾2000メートルではこれまで重賞で5戦してそのすべてで勝利。年度替わりで負担重量が56キロに戻っていることもあり、この距離では負けられないところです。

テットウテツビ(セン9、崎谷彦司厩舎)は、今年出走したレースのうち、1900メートル以上では3戦していずれも僅差の2着。一方、1500メートルでは3戦して4着が最高着順と明暗が分かれています。前走の普賢岳カップ(4月4日、B級)は1500メートル戦で4着でしたが、勝ったワンダーアサールトとはコンマ4秒差とさほど離されてはおらず、距離が2000メートルとなる今回は、2走前の大阿蘇大賞典でタニノウィンザーを急追した末脚に期待が持てそうです。

ワンダーアサールト(牡4、畑田修治厩舎)は、前走の普賢岳カップがJRAからの転入初戦で、10月末以来のレースでした。道中は最後方の位置取りでしたが、3コーナーで上昇を開始。直線ではテイエムプレストンやテイエムマーチらの先行馬を一気に抜き去って勝利を収めています。JRAでは1700メートル以上の距離のレースのみを使われて未勝利でしたが、ダート戦で2着が2度あります。中距離の経験が豊富な馬だけに、荒尾2戦目の今回、A級戦でも上位進出の可能性は高そうです。

(文/上妻輝行)


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