レース展望・予想

快進撃続くヤマノカントリー「白鷺特別」（笠松）

2010/03/10

3月11日（木）のメイン第10レースは「白鷺（しらさぎ）特別」（C級1組(イ)、1400メートル）です。

ヤマノカントリー（牝4、加藤幸保厩舎）は昨年8月に笠松に転入。初戦こそ2着に敗れましたが、それ以後は破竹の7連勝中です。ここ3戦は特別、選抜レースで勝利を飾り、地力も着実にアップさせてきました。今回はC級1組特別になりましたが、まだまだこの馬の能力が抜けた存在といえるでしょう。ひと息入れて、態勢を立て直しての参戦でどんな勝ち方をするのかが見どころです。

興味は次位争いになりそうです。その一番手はマルヨフォーティ（牡5、柴田高志厩舎）でしょうか。ここ2戦は選抜戦で3、3着でしたが休み明けでまだ調子が上がっていなかった感じもありました。2戦を消化して、動きも体調も確実に上がってきました。今回は際どい勝負に持ち込みそうです。

マルターズクリス（牝4、川嶋弘吉厩舎）は前走のC級7組戦の勝ちっぷりが光りました。C級1組特別では2走前に4着でしたが、前走の走りができれば上位争いも可能でしょう。

金沢のスピンヒーロー（牡4、服部克雄厩舎）もレースぶりは安定しています。すんなり先行できる出脚もあり、大崩れはなさそうです。

このほかスピードのあるメジャーホーマ（牝4、柳江仁厩舎）、金沢のアタゴナデシコ（牝6、赤間亨厩舎）に警戒が必要です。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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