レース展望・予想

降級ヒストリーに期待も激戦必至(園田)

2010/03/30

31日(水)のメイン第9レースに「スプリングウインド特別」(A2、1700メートル)が行われます。

A1オープンでも勝ち星を残しているヒストリー(セン6、曾和直榮厩舎)が実績上位です。JRAでは3走のみで、ホッカイドウ競馬、南関東で6勝して、JRAに帰りましたが、08年11月に兵庫へ転入しています。準オープンが長かったですが、昨年8月からオープンA1です。その初戦3着、続く重賞挑戦の摂津盃では6着でしたが、3走目の9月戦でバンブーエルトリ以下を差し切ってオープン初勝利を挙げました。10月には直線一気でゴールドアラン以下を、11月には向正面一気でアリューバニヤン以下を、それぞれ一蹴しています。その後は重賞挑戦、名古屋遠征などもあって、特別レースでも着外が続きついにA2へ落ちました。距離1700メートルのペースでの折り合いがカギですが、この相手なら早めに動いて押し切れるでしょう。

逃げ馬不在で、エアパパガト(牡5、山本和之厩舎)に展開が味方しそうです。前走はスタートひと息でしたが、追い上げてミサトタッチの3着でした。スタート互角ならハナを切れるメンバー構成、マイペースに落として抵抗です。

パセティックシーン
(牡5、曾和直榮厩舎)は08年の兵庫ダービーでバンバンバンクの2着以来1年9カ月ぶりだった前走は中団から差を詰め5着でした。叩いた効果で、変わり身は必至です。

B1、A2と連勝してクラス据え置きのトサノデザート(牡7、森澤憲一郎厩舎)、ブルーラグーン(牡7、田中範雄厩舎)が続きます。

ほか、タガノブラックヒル(牡5、碇清次郎厩舎)、ドンブレイカー(牡6、碇清次郎厩舎)なども差はありません。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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