レース展望・予想

相手関係楽になったヒカルメイオー（水沢）

2010/03/27

28日（日）は全11レースで実施。発走予定時刻は第1レースは11時15分、最終第11レースは17時ちょうど。メイン第10レースA級二組「モツ家権（ごん）カップ」（1600メートル）は16時25分ですので、お間違えのないようお願いします。

そのメインレースで人気を集めそうなのはヒカルメイオー（牡5、城地俊光厩舎）、マイスターキング（牡7、佐々木由則厩舎）の両馬。
ヒカルメイオーは最下級C2から10連勝をマークするなどした驚異の上がり馬。昨年5月、ついにオープン入りを果たしました。A級成績1勝のみながら中味は非常に濃く、JpnIIIのマーキュリーカップで地方最先着したクインオブクインにクビ差まで詰め寄って6着。また桐花賞でも0秒3差4着に善戦しました。ネックは勝ち味の遅さですが、今回はA級でも二組。メンバーが手頃になってキッチリ白星をマークしたいところでしょう。

対するマイスターキングはJRA未勝利から笠松で2勝を挙げ、再びJRA入りを果たし芝2000メートル戦で1勝。1000万円以下条件でもソコソコの成績を残してきました。ダートは07年以来、久々の実戦ですが、適性はまったく問題ありません。

ソフトパワー（牡8、佐藤雅彦厩舎）は転入初戦の水沢戦を完勝。その後は白星から遠ざかっていますが、すずらん賞3着の実績もあり、仕切り直しに格好の一戦となりました。

他では逃げて本領発揮シルクライムライト（セン6、小西重征厩舎）、アサクサロータス（牝5、瀬戸幸一厩舎）は折り合い次第で単までありそうですし、ヤマニンエグザルト（牡10、伊藤和厩舎）も古豪健在をアピールするか注目です。

（文／松尾康司）


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