レース展望・予想

相手に恵まれたホウライコロナ「春暖特別」（名古屋）

2010/03/25

3月26日（金）のメイン第10レースは「春暖特別」（B級9組、1600メートル）です。傑出馬不在で混戦模様になりました。

ホウライコロナ（牝5、藤ケ崎一男厩舎）は約10カ月間、勝ち星から遠ざかっていますが、近況の走りは安定感が出て好気配をキープしています。前走のB級10組特別でも中団から直線きっちり押し上げて2着に好走しました。今回はメンバーに恵まれた印象。スムーズに運んで久々に勝利を飾りたいところです。

笠松のアイファーターボー（牡6、小森勝政厩舎）は前走の笠松戦で白星を飾りました。名古屋コースの経験も豊富です。前走をきっかけにして首位争いに加わってくるかもしれません。

今回が転入初戦となるモンピュア（牝4、角田輝也厩舎）はこれまで芝のレースはさっぱりでしたが、ダートなら手堅さを発揮していました。名古屋コースに戸惑わなければ、いきなり好走しても驚けない実力は備えていそうです。

兵庫から転入してきたモエレオリヒメ（牝4、新山廣道厩舎）も仕上がりは悪くありません。モンピュア同様にスムーズに運べば初戦勝ちがあるかもしれません。

このほか底力で勝るウエスタンスナイプ（牡7、本名信行厩舎）やパインクール（セン7、伊藤定幸厩舎）、ファイヤーボーイ（牡5、内村寛司厩舎）も今回の顔ぶれなら差のない競馬が可能でしょう。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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