レース展望・予想

役者が違うフォーインワン「キングカップ」(福山)

2010/03/21

3月22日(振・月)のメイン第10レースは重賞「第26回キングカップ」(3歳牡馬・セン馬、1800メートル)です。

中心となるのはヤングチャンピオン、若駒賞と重賞2勝のフォーインワン(牡、松本満夫厩舎)でしょう。すでに持っているタイトルだけで格が一枚も二枚も違う上に、古馬初対戦となった前走のムスカリー特別(B1)では重賞好走歴もあるメンバーを相手に、あっさりと楽勝し、古馬A級並みの力があることを示しました。全国的に絶好調のサウスヴィグラス産駒という点も注目です。

同厩舎のビクトリーノブナガ(牡)は、古馬編入後は未勝利ですが、3戦していずれも上位と健闘を見せています。特に前走(C6)は高知からの遠征馬コスモエコロジーにアタマ差の接戦にまで持ち込みました。

ビクトリジュウベエ(牡、渡邉貞夫厩舎)は、1600メートルだった年明け初戦の一般競走(3歳1組)で、フォーインワンを完封。その後、古馬に編入され短距離では結果が出ませんが、再び距離が伸びる今回は台頭のチャンスになりそうです。

残る4頭は格付け的には前述の3頭に及びませんが、ホシノムサシ(牡、若林達彦厩舎)は長く脚を使えるタイプで、1800メートルと距離が延長されるのは好材料でしょう。

(文/土屋真光)


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