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レース展望・予想
コース実績あるアドマイヤスバル「名古屋大賞典」(名古屋)
2010/03/16
3月17日(水)のメイン第10レースは中日新聞杯「第33回名古屋大賞典JpnIII」(1900メートル)です。名古屋競馬に春を告げる名物レースにJRAから4頭、他地区から3頭が参加してフルゲート12頭による熱戦が始まります。
レースの主導権を握るのはJRAのアドマイヤスバル(牡7、JRA中尾秀正厩舎)でしょうか。昨年は金沢の白山大賞典JpnIIIで重賞初優勝を飾り、続く名古屋のJBCスプリントJpnIでも2着に健闘しました。12月のジャパンカップダートGIでは5着でしたが、勝ち馬からは0秒8差で力差は感じられませんでした。その後休養に入りましたが、乗り込みは豊富で仕上がりも良好。鉄砲実績もあり、いきなり走れる態勢を整えての参戦です。
笠松のマルヨフェニックス(牡6、柴田高志厩舎)が不気味な存在です。昨年は遠征先の地方交流重賞で3連勝、ダートグレードでもまずまずの競馬をしてきました。前走の笠松戦でも他馬を寄せつけず圧勝しています。ダートグレードを勝ち取る機は熟してきました。
ラッシュストリート(セン5、JRA岡田稲男厩舎)は地方ダートグレードに挑戦した前走の佐賀記念JpnIIIでいきなり優勝しました。地方の深い馬場が合いました。前走の走りなら名古屋でも通用しそうです。ハナを奪ってマイペースの逃げに持ち込みたいところでしょう。
ロールオブザダイス(牡5、JRA角居勝彦厩舎)は今年の平安ステークスGIIIの勝ち馬です。ここ2戦の地方ダートグレードでは力を発揮できませんでしたが、流れ次第で一気に首位争いに加わる力は備えています。
ラヴェリータ(牝4、JRA松元茂樹厩舎)は川崎でダートグレードを2勝しており、地方コースに不安はありません。むしろ、地方の馬場なら安定感が出てきます。仕上がりも良好で警戒が必要でしょう。
地元名古屋勢ではマイネルアラバンサ(牡7、荒巻透厩舎)がJRA勢を迎え撃ちます。前走の梅見月杯ではキングスゾーンをクビ差退けました。名実とも名古屋のエースとしての貫禄を示したいところです。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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