レース展望・予想

タニノウィンザーの連覇に期待「大阿蘇大賞典」(荒尾)

2010/03/15

16日(火)メイン第10レースは重賞「開設82周年記念ファン選抜大阿蘇大賞典」(2000メートル)。

ファン投票1位のタニノウィンザー(牡6、頼本盛行厩舎)は、昨年のこのレースを勝利しています。前走は佐賀記念JpnIII(2月11日、佐賀2000メートル)へ遠征し、勝ち馬から2秒6差の7着でしたが、今回は地元勢同士に戻っての一戦です。荒尾でのレースに限れば昨年6月から10戦連続連対中(8勝)。荒尾2000メートルの重賞には4度出走して負けなしと抜群の実績を残しており、大阿蘇大賞典連覇の可能性はかなり高そうです。

テットウテツビ(セン9、崎谷彦司厩舎)は、昨年10月の九州記念(2000メートル)ではタニノウィンザーにアタマ差の2着でしたが、続く11月の九州大賞典(佐賀2500メートル)では4着と同馬(7着)に先着しています。その後は休養を取り、1月に戦線復帰しましたが、4戦して未勝利。前走の新冠特別(3月3日、B級、1500メートル)ではテイエムメデテカから1秒6差と離されましたが、2、4走前の1900メートル以上のレースでは勝ち馬から僅差の2着。得意の中距離戦での巻き返しに期待が持てそうです。

テイエムメデテカ(牡4、平山良一厩舎)は、昨年12月にJRAから荒尾に転入し、3走目に初勝利を挙げると、そのレースから勝利を重ねて3連勝中です。JRA所属時のたんぽぽ賞出走を含め、荒尾では1500メートル以下しか経験がありませんが、JRAでは芝2000メートルの未勝利戦で3着の実績もあります。距離を克服できれば一角崩しにまで手が届きそうです。

(文/上妻輝行)


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