レース展望・予想

上位馬の力量接近で混戦模様「大観峰特別」(佐賀)

2010/03/12

13日(土)メイン第10レースは「大観峰特別」(3歳1組、1750メートル)。

2月21日に行われた3歳重賞の飛燕賞(1800メートル)からは、4着のゴールドルミナス(牝、東眞市厩舎)と、5着のメイオウセイ(牡、三小田幸人厩舎)が出走。ともに勝ち馬からは1秒以上の差をつけられましたが、2頭の差は半馬身(コンマ1秒)とわずかでした。両馬はここまで4度直接対決して2度ずつ先着と実力差はあまりありません。今回は自己条件の3歳条件クラスへの出走となっただけに、巻き返しが期待できそうです。

アッレグレット(牝、九日俊光厩舎)は、初夢特別(1月2日、1800メートル)を勝利して以来、約2カ月半ぶりの出走となりますが、休養前は2、3歳特別で3、1着と好成績を挙げていました。昨年11月のJRA認定未勝利戦から初夢特別まで4走連続でメイオウセイと同じレースに出走し3勝1敗と勝ち越しており、3歳条件クラスでは力量上位の1頭に数えられます。

同じく初夢特別以来の出走となるウエルカムパーティ(牡、真島元徳厩舎)は、11月のJRA認定新馬戦、2歳2組と連勝。続く初夢特別でアッレグレットの1馬身(コンマ2秒)差2着となり連勝は止まりましたが、キャリア3戦目の1800メートル戦で逃げを打ち、ゴール寸前まで先頭をキープ。素質の高さを感じさせるレースぶりでした。
今後行われる3歳重賞のル・プランタン賞(4月25日、牝馬限定)や九州ダービー栄城賞(5月30日)への出走権を確保するためには、番組賞金の加算が必須。3歳特別戦での勝利を巡る争いが白熱しそうです。

(文/上妻輝行)


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