レース展望・予想

昇級戦もエアパパガトに勢い「但馬牧場公園まきば杯」(園田)

2010/03/09

10日(水)のメイン第11レースに「但馬牧場公園まきば杯」(A2、1700メートル)が行われます。

エアパパガト(牡5、山本和之厩舎)はJRA新馬戦で2着があります。岩手に転じて2戦目に逃げ切って初勝利、続く遠征先の荒尾で2番手から抜け出して2勝目をマークしています。その後、JRAに帰りましたが、500万円以下クラスでは8着が最高でした。そして、前々走から兵庫に在籍。初戦の1230メートルは立ち遅れ、追い上げましたが3着が精一杯でした。しかし、前走は2番手を進んで4コーナーで先頭に立ち、ジムカーナ以下に楽勝しています。今回は昇級戦ですが、スタートさえ互角なら連勝の期待ができます。

JRAで1000万円以下特別など5勝を挙げたスターボイジャー(牡9、田中道夫厩舎)が良化の兆しを見せています。1870メートルの前々走はユキノジャガーに0秒8差の3着。向正面からスパートして3コーナーで2番手も直線ひと息でした。前走1700メートル戦も3着ですが、勝ったトサノデザートから0秒1(アタマ+クビ)差。道中は内々を進んで、直線で外に持ち出し追い込みましたが惜敗でした。今回も直線でどこまでエアパパガトに迫れるでしょうか。

モエレカバーガール(牝6、曾和直榮厩舎)は前走の勝利が3カ月半ぶりでA2では初勝利でした。

スタートを決めてドンブレイカー(牡6、碇清次郎厩舎)、昇級初戦で2着惜敗ウインドコースト(牡5、重畠勝利厩舎)などが続きます。

パセティックシーン(牡5、曾和直榮厩舎)は1年9カ月ぶりですが、08年の菊水賞、兵庫ダービーでともに2着の実績があります。能検は平凡でしたがパドック気配には注意しましょう。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑